その624 第69回防塵挺身隊
69回目となる防塵挺身隊が土浦市沖宿の湖岸線に出動した。
その日は26日の土曜日で、
夜からW.B.S.のキックオフバンケットが開催される日でもあった。
午前9時、沖宿第一機場に集合した27名の精鋭は、
ウェーダー班と陸上班に分かれて湖岸線の清掃を行った。
春の陽気に誘われて、ボートのバスアングラーに限らず、
オカッパリの家族連れも釣りを楽しんでいたが、
俺たちは霞ヶ浦でゴミ拾い・・・まぁ、好きでやっているのだから、
釣りをしている人たちにアレコレは言わないが、
「ご苦労様!」の一言ぐらいかけても罰は当たるめぇ。
俺たちのこの活動が、
霞ヶ浦でバス釣りが堂々と出来る一助にはなっているんだぞッ。
と心の中で思うだけでしまい込んだ。
毎年一度、この時期に清掃活動を行っているけれど、
相も変わらずゴミがある。
全ては人間が排出し、投棄したゴミである。
自然環境にとって人間こそが諸悪の根源であるなぁ~を思い知る。
約二時間の清掃活動で精鋭たちが拾い集めたゴミは、
45ℓの袋に100袋以上になった。
よくもこれほどの量を捨てたもんだ。
これが僅か1kmに満たない距離に落ちていたゴミだよ。
一人が、これくらいは・・・と一つのゴミを捨てる。
それを流域の住人・百万人がやったら百万個のゴミがあるってことだ。
通勤途中の車窓から飲み終えた容器を湖岸に向かってポイ捨てしたら、
週に6缶として、年間だと300本以上だよ。
恐ろしいねぇ。
反省会ではそんな話も交えて、
次回4月16日(土)に開催される70回目の防塵挺身隊の告知で結んだ。
70回だよ。思えば随分とやっているなぁ・・・。