罵州雑言

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その683 釣りの認知度の低さ


 

 

昨日、仙台の楽天コボスタジアム宮城でのキャスティングゲームを終えて、

無事に茨城に辿り着いた。

球場でのイベントとあって野球ファンが山盛りだった。

そりゃ、そうだよね。

 

土俵違いの場所でキャスティングゲームを開催して、

判ったことが一つあった。

来場者の8割ほどが釣りをまったく知らないってことだ。

もちろん、中にはコアな釣りファンもいたのだが、

多くがスピニングリールに触れたことがなかった。

 

「ウン、釣りするから判るよ」。

と仰る人もラインを持ってからロッドを握ったり、

ロッドのエンドの方を握ったり、

人差し指と中指の間にスピニングリールのレッグを挟んだりであった。

 

今まであちこちでキャスティングゲームを開催してきたが、

その多くが釣りをする人が対象だった。

が、今回は野球ファンが対象なので面喰ったのは事実だった。

釣りって、リールを使った釣りって認知度が低いんだな。

これが偽ざる感想だった。

 

 

683kanban

 

もっと釣りを広めたい、もっと釣りを知って欲しい、

もっと・・・そんな思いを抱いた仙台遠征であった。

 

バスフィッシングの面白さって何ですか?

「野球で言うと、監督と選手、コーチ、スコアラーなど、

全ての役割を一人で行う面白さですかね」。

とラジオのインタビューに応えたが、

こんな漠然とした回答に何人の人が理解を示すのだろう。

 

魚との知恵比べ・・・そんなありふれた回答にだって、

この球場に来ている人の何人が判って貰えるだろう。

改めて、魚釣りの認知度の低さを思い知ったイベントだった。

 

・・・そう、お陰でヤル気になったね。

一人でも多くの人に釣りを知って貰うことや、

魚釣りの面白さを伝えることの大切さを再認識したのである。

仙台・楽天コボスタジアム宮城でのイベントは、

こうして無事に終了した。

 

 

 

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