その694 釣りの怪我
右手首の骨がずれてから、長い時間キャスティングしていると、
痛みを併発するようになった。
職業病・・・と言われてしまえばそれまでだが、
かと言ってキャスティングを止めちゃうわけにはいかないし、
左手でキャストをしてもどうもしっくりこない。
馴染めないんだ。
40数年に渡って慣れ親しんだ動作を急に変える・・・案外難しい。
確かに、チョイ投げなら左手でも可能であるが、
俺のスタイルは、右手で投げて左手に持ち替えて右手で捲く・・・これだ。
利き手は常に右だったのを左手にするてぇ芸当は、
一朝一夕で出来るもんじゃぁねぇな。
相当の覚悟を決めて取り掛からないと無理だ。
そこで、サポーターの登場である。
10年ほど前に使っていたサポーターを取り出して、右手に巻いた。
最初はぎこちなかったが、慣れると案外いけるものである。
それに、長時間に渡って投げ続けても右手の痛みが発症しない。
なかなかの優れものだった。
が、いかんせんゴツイのだ!
しかし、背に腹は代えられないので、
釣りに行く時はこれを巻いている。
これからのシーズンは辛いだろうなぁ・・・蒸れて。
皆さんもこんな怪我をしないように常日頃から、
釣りの前のウォームアップと釣りの後のクールダウンを心掛けよう。
僅かな時間の心掛けで、怪我は未然に防げるのである。