その817 桧原湖からの訪問者
遠路遥々、福島県桧原湖より来訪者あり、
葉染忠さんである。
そう、桧原湖のすぐ傍でドナルドペンションを営んでいるあの葉染さんね。
御来訪の目的は・・・来年の桧原湖で、
バスを守る活動に協力して貰いたい・・・と言うことであった。
釣り人や釣りの団体が自主的に禁漁区や禁漁期間を設けて、
産卵期のバスの保護を推進して欲しいと言うことだった。
イイネ! いずれにしてもバスを守ろうと言う精神は健全である。
人が人として生きようとしている・・・俺にはそう思えるんだな。
外来魚だから殺せ・・・これではあまりにも短絡的だし、心が荒むよな。
外来魚であっても人々の心を和ませてくれたり、
経済的価値があるのだったら、俺は大切にするべきだと思うんだよな。
俺たち人間だって、大自然の中では生かされているのだから。
それにしても葉染さんに会うのは数年振りだな。
いや、十数年振りかい?
俺もすっかりご無沙汰で、桧原湖には行っていないあなぁ。
来年は山紫水明の桧原湖でも行ってみようかな?
で、その葉染さんのご来霞に伴って、こんな人も現れた。
濃い人だ。コテコテである。
色は黒いし、顔がデカイ、額にはサングラスだし、
11月の下旬に半袖半パンだ。
世界一ウザイ男、でも心優しい男でもある。
葉染さん曰く、この男は三番弟子らしい。
一番が小森嗣彦、二番目が早乙女剛、三番が長尾将士であるそうな。
魂消たねぇ。長尾が三番だからなっ。
間違っても釣りじゃなさそうだ。
それに、危険なオイニーがプンプンである。
そう言えば、先日草刈りをしていてネコの糞を踏んでしまった。
これが臭いの臭くないの・・・呆れるほどの臭いだ。
そんなこともあって、俺の猫嫌いは当分治らないだろう。