その867 釣り教室
子どもたちが将来に渡って釣りを楽しむには・・・。
大きな命題を抱えて右往左往していたのが、6年ほど前だった。
8年ほど前に霞ケ浦環境科学センターでの子ども釣り教室をきっかけに、
それ以降コンスタントに子ども釣り教室を年に1~2回開催して、
釣り教室のあり方を試行錯誤してきた。
で、辿り着いたのが現在のファミリー釣り教室である。
午前中に釣りの基本中の基本であるライン結びを覚えてもらい、
その後に仕掛け作りをして、
昼の休憩後に実釣を行うと言う極めてシンプルなスタイルである。
ライン結びではユニノットとエイトノットを覚えてもらっている。
この二種類が出来れば、仕掛け作りが出来るからね。
最初は大きめのリングと細紐を使ってユニノットを練習する。
結び方のコツさえ判れば良いのだからね。
次いでちょっと太めのラインを結ぶ。
さらに、大きいリングをスプリットリングに替えて結ばせる。
子どもたちは細紐の時は迷っていたが、
細いラインになると老眼に差し掛かったお父さんよりも勝るのだ。
次の結びはエイトノットだ。
こちらも同様に細紐を使って結び方を覚えてから、
実際の釣り用のラインを使って結びを覚えて貰う。
一通り結びを覚えたらいよいよ仕掛け作りである。
先ずは道糸にエイトノットを二つ作る。
これを四尺にセットした幸釣のリリアンに装着し、
道糸の長さを決める。
次に道糸にシリコンラバーの管を通してウキを差し込み、
先端にハリス止めをユニノットで結ぶ。
次に板オモリをハリス止めのすぐ上の道糸に巻きつける。
丁寧に、丁寧に巻きつける。
さぁ、いよいよウキ調整である。
仕掛けのついた釣り竿を持って西の池でウキ調整をする。
ウキが水面で寝てしまったり、
スーッと沈んでしまうようでは調整が必要になる。
オモリを足したり、取り除いたりして、
ウキの頭がちょいと出る程度に調整だ。
こんな風にラインの結びから
仕掛け作りまでの行程を午前中にやっつける。
で、いよいよ昼食タイムだ!
この続きは、また明日!!