No.17 Cut corners
バストーナメントでは、スポットの見切りが大切です。
粘るべきか、移動すべきか。
19日のW.B.S.第一戦でも、多くのチームがそんな悩みに苛まれたようです。
釣れないのでなおさらです。
このまま粘っても意味はないのか?
いや、もう少し粘っていれば釣れるかも知れない。
そう迷い続けて一日が終わってしまったチームも多いかと。
もちろん、アメリカのトーナメントでも同じような状況は発生します。
あっちでは釣れるスポットを見つけさえすれば、割とイージーに釣れます。
だからポンポン打ってサワリもないとすぐに移動します。
一か所でネチネチ釣るようなことは稀です。
そこで今日の言葉です。
少しだけ可能性があるけど、あまり信頼性がない場所でエレキを降ろす時、
アメリカのボーターはしばしばこういいます。
Let’s cut corners.
Cut corners とは文字通りショートカットするということで、
要するに「手抜き」のことです。
だから「サクッと釣って、さっさと移動しようぜ」ということです。
でも、もう一つ意味があります。
それは「節約する」という意味。
「近道をする」ということから
時間やエネルギーを「節約する」というニュアンスに使われます。
「節約」だと学校では Save と教えますが、
Cut corners を使うと、グンとネイティヴ感が増します。
というわけで、W.B.S.の第一戦はトレーラーウェイインを申告制にして、
時間がずいぶん Cut corners されましたね。
そりではまた。