罵州雑言

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その900 林圭一の足跡


 

 

先日、故・林圭一を偲ぶ会に参加した。

前回の偲ぶ会から一年が経ったのだ。

月日の流れるのは早いものだよ。

 

俺が林圭一と知り合ったのは、

1980年代のBASS of Japan(ジャパンネーション)で、

日本のバスフィッシング界が大きく流動し始めている頃だった。

 

 

 

当時の日本にはバスプロの存在はなく、バスプロの定義もなく、

多くがアメリカのプロアングラーに憧れるバスファンだった。

そこに一石を投じたのが、林圭一によるプロアドバイザー契約であった。

 

1984年に俺とティムコ社との間に、

プロアングラーとしての契約書が交わされた。

そのお膳立てをしたのが、当時ティムコの社員だった林圭一なのである。

 

思い返せば、俺の40数年に渡る長いバスフィッシングの歴史の中で、

大きな転機を作ってくれたのが林圭一だった。

 

で、先週、川村光大郎や折金一樹の話を書いていたら、

無性に林圭一を思い出してね。

で、俺は今後、彼らよりも若い世代に、

バスフィッシングでどんなことを残してやれるのだろうか? てね。

 

何を残せるかは未だ判らないが、

一つだけ言えるのは、俺は死ぬまでバスフィッシングを続けるってこと。

いや、死んでも三途の川で地獄の鬼を集めてするんだろうなぁ・・・。

バスフィッシング、止めてたまるかっ!

友と繋がっているためにも!!

 

 

 

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