その949 池の在来種って何?
来たる10月14・15日に開催されるWBSクラシック26の
プレスアングラー募集が告知されたよ。
どんどん応募して下され。
一緒に年に一度のお祭りを楽しみましょうぜい!
さて、話は変わって・・・。
バカなテレビ番組が流行っているもんだ。
池の水ぜ~んぶ干して在来種のお助けマン・・・的な番組だな。
あちこちで池の掻い掘りをして、外来種の排除や駆除とか、
在来種の保護とか、生態系の保存などと言って、
まさに正義のように振る舞っているけれど、
その実、何も判っていない連中が、泥んこ遊びがしたいだけで、
或いは注目をされたいがためだけに、
水を抜いてその池に作られつつあった生態系や、
在来の水生昆虫やプランクトンを殺戮している行為なんだな。
さらに言えば、ヘドロの堆積も経年による自然の一部であるんだから、
かい掘りに正当性を持たすなんてぇのは、とんでもない話である。
それを極々一部の生き物を救うためと言う大義を振りかざして、
その他大勢には死んでもらいます・・・的な掻い掘りなんざぁ、
百害あって一利なしだと俺は思うんだね。
確かに、ヘドロが溜まって大雨が降ると水害を起こす・・・と言う理由で
掻い掘りをするならどこからも文句や苦情が来やしねぇのに、
良い子ぶって能書きをこじつけるから腹が立つ・・・てぇことだ。
池だって昔のようにしっかりと管理運営されていれば、
ヘドロの溜まり具合も呆れ返るほどじゃねぇのよ。
昔日のように、数年に一度、池の水を抜いて掻い掘り祭りをして、
その時に捕らえた魚は食す・・・と言う一連の祭り的な活動が、
連綿と続いているのであれば、それはそれで管理されていると言える。
ところが、そんな話は一切ない。
出演者は得意満面の顔で池の水を抜き、外来種を捕獲している。
で、恐らく捕らえた外来種は殺されているんだろうなぁ。
最近の日本人って、不要に生き物を殺しちまう。
外来種を捕まえて、殺しているお前たちが実は外来種なんだぞ!
どうして仲良く暮らせないものだろうか?
狭い日本に辿り着いて、この地で生きて行こうと決心をした外来種に、
もう少し暖かい眼差しを向けても罰は当たらねぇよ。
そもそも、池なんてぇのは人間が作ったものだから、
そこに在来種なんてぇものは存在しないのであるがね・・・。
臍が茶を沸かすぜっ。