No.56 ウィルチェアー
こないだ、ウィルチェアー・ラグビーの世界選手権で、
日本がオーストラリアを破って優勝したというニュースが飛び込んできました。
実にメデタイことですが、
「ウィルチェアーって何?」
という人が多かったのも事実。
実はこれ
Wheel Chair で、
要するにクルマ椅子のことです。
これを「ウィルチェアー」なんて表現するからわからないんですよ。
大学を出た人が決めたんでしょうが、まるでおかしいですよ。
Wheel は
日本では「アルミホイール」のように「ホイール」と発音します。
でも、これでは正確な発音とは違います。
でもいくらなんでも「ウィル」と表現するのはやり過ぎです。
強いていえば
「ウィール」でしょう。
「ウィール・チェアー」ならカンペキのはずですよ。
だってそう発音しますから。
同じような言葉に
Whistle
があります。
「笛」のことですが、
日本では
「ホイッスル」と言っています。
「審判のホイッスルが鳴った」
などと言いますね。
でも「ホイッスル」では本場では通じません。
正確には
「ウィッスー」
って感じです。
いかりや長介の「ウィッス」と同じ感じです。(ワカルカナー?)
いやー、英語ってめんどくさいですね。
そんなことを考えてしまう
「ウィルチェアー」でした。
そりでは。