その096 禁漁区と保護水面
すっかり秋らしい陽気になってきたが、まだまだ夏の名残がありそうだな。
同時に秋の台風シーズンに突入だ。
なんたってもう20号だからな。
今年は台風の当たり年だな。
被害の少ないことを願っている。
その一方で、9月に台風がドカッと来ると、
霞ヶ浦湖岸のヨシ原がなぎ倒されたり、浮遊ゴミが打ち寄せられたりして、
不法投棄されたゴミが帯状に漂着する。
こんな漂着ゴミは回収しやすいのだが、その量が半端ない。
とても30~40人の清掃活動では回収しきれないのが現実である。
それこそ、200mほどの距離を30~40人の精鋭が一斉に行うことが出来れば、
約135㎞の周囲を有す霞ヶ浦の湖岸線ゴミは回収除去できるのだろうが、
それには680個の支部が必要になる。
そうなると、少なくとも2万人規模のゴミ拾いになるちゅうことだ。
いやぁ~、いつかはやりたいね。
バスアングラーによる2万人・・・は無理でも、1万人規模のゴミ拾いを!
さて、霞ヶ浦には禁漁区と保護水面があるのをご存知か?
禁漁区が7カ所で、保護水面が2カ所あるんだよ。
また、北浦には2カ所の禁漁区と2カ所の保護水面がある。
つまり、霞ヶ浦と北浦にはトータルで9カ所の禁漁区と、
4カ所の保護水面があるてぇことだ。
必然的にこれらの場所での釣りはご法度である。
しかし、ここ最近このエリア内で釣りする人が多いとのことである。
水産事務所の職員が苦労して書いたペンキの文字を無視して、
釣りをしているらしいのである。
貴方は日本語が読めますか? と聞くと読めるらしい。
ところが足元に大きく書いてある文字は読めないらしいのである。
困ったことである。
やっとの思いで、漁業者や県の水産関係の皆さんと、
共通認識や共有意識を持ち始められたのに・・・。
と言うことで、自分の周りにいるアングラー諸君に伝えて欲しい。
禁漁区や保護水面では釣りをしないことを!
確かに、判り難い場所もあるけれど、
常に注意を払って釣りをすることが大事だ。
それと注意をされたら素直に支持に従うことも大事だ。
また、コイ釣りをしている人の中には、
相変わらずアメリカナマズを捨てて行く釣り人がいる。
この方々にもやんわりとお願いすべきである。
釣って殺した魚はすべて持ち帰る・・・ってことを。
持ち帰るのが嫌なら生きているうちに放して欲しい・・・。
そんな簡単なことも教えてあげて欲しいなぁ。