その198 中華人民共和国・寧夏回族自治区
最終戦のトーナメントの前だと言うのに、
三村事務局長兼秘書を伴って中国に行って来たよ。
(公財)日本国際協力財団の要請で中国と日本の釣文化交流のためだ。
9月7日から11日までの五日間、
寧夏回族自治区の首府・銀川で日本の釣りと題した講演を行ってきた。
いやぁ~、参っちゃうぐらいの大歓待で宴会の日々であった。
釣りが出来たのは初日の半日だけで、
後は酒と宴会、いろんな方々との飲み交わしに終始した。
もちろん、講演の内容には霞ヶ浦での釣りや、
プロトーナメントの話もしたよ。
W.B.S.のプロチームトーナメントの動画も見てもらった。
皆さん、一様に感心しておられた。
19時間もの時間をかけて来た甲斐があったよ。
我が国における釣りの歴史は古く、遥か4000年以上の縄文時代より、
延々脈々と伝えられてきた伝承文化であることや、
どんなにハード面が進んだとしても最後に勝負を決めるのが、
心・・・つまり精神力であることも話した。
今回、招待してくれた寧夏回族自治区の葡萄酒協会主席の郝氏の講演も、
俺と同様の内容で意気投合した次第である。
釣りは文化、釣りは生活、釣りは幸福。
まさしくその通りだと思うのである。
政府や自治体は、ギャンブル依存症を生み出すようなIR云々の前に、
釣り場づくりを推進し、釣り場でのルールとマナーの徹底を教育し、
魚釣りが幸せな国民を生み出すことに注目すべきなのである。
今回の中国旅行では大変に勉強になることが多かった。
唯我独尊で釣りの有効性を推し進める決意が出来たからだ。
来年、フィッシングパークとトングリ湖に行ってみるか?
シャワーと便所が解決出来たら良いんだがな。