その219 本山博之と言う釣り人
十数年前まで霞ヶ浦、いやW.B.S.で活躍した本山博之氏の偲ぶ会が、
2月11日に新宿の京王プラザホテルで執り行われた。
彼はW.B.S.の創設時からのメンバーで、
開催場所の土浦市での便宜を親身になっていろいろ図ってくれた。
その当時、俺はまだ東京在住の身で霞ヶ浦に通っていたのだ。
土浦青年会議所との交流も彼がきっかけだった。
当時はバスフィッシングブームで、
青年会議所から千人トーナメントを開催したいと打診があって、
即座に協力体制を敷いた。
そう、思い出話には事欠かない存在だった。
彼がスモールマウスの釣りに魅せられて、
福島県に移住してから少しずつ疎遠になった。
生活の場を移したと同時に、山上湖や渓流の釣りが彼のメインになった。
去る者は追わず来るものは拒まず・・・。
日に日に疎遠になった。
互いに違う道を歩み始めたからである。
でもね、魚釣りが好きと言う点は、幾つになって同じであった。
これからも俺は霞ヶ浦で頑張るよ。
そんなことを再認識した「本山博之氏を偲ぶ会」であった。
今年、W.B.S.は創設30年を迎える。
ここまで続けて来られたのは、本山博之と言う釣り人がいたからである。
もっつあんに感謝! ご苦労様でした。