その259 古典
さぁ、4月だ。いよいよW.B.S.2021の新シーズンがスタートだよ。
第一戦となる戦いの火蓋は北浦湖上にて切って落とされる。
ドキがムネムネしちゃうね。
おっと間違えた、胸がドキドキしちゃうが正解だった。
古典的なギャグですんまそん!
言い方がおかしいのは、最近フランス語を習ているからで、
イカジュポン、タコハッポン・・・なぁ~んちゃって!!
これまた古いギャグで申し訳ない。
古いのばかりを出しているのは、古きをたずねて新しきを知るてぇ温故知新だね。
いや、いや、うんこチンチンではないよ。温故知新だ。
古い事柄や事象から自分の考えを再考して、新しい考え方に至るってことね。
バスフィッシングの世界では間々あることだと思う。
ルアーがそのよい例だね。
自分の使っているルアーが最新だと思うでしょうが、
そのルアーの原型は百年も前から存在していた・・・てぇことを知ると、
荒々しい鼻息を鎮めて謙虚になれるんだね。
謙虚になると物事を冷静に見つめることができて、
そのルアーの持つ特徴や得意性などが理解でき、
より効果的に使えるようになる。
もちろん、開発者のコンセプトも理解できるようになるだろう。
形や色、使い勝手など、今でも十分に通用するルアーたちである。
確かに色は剥げ落ち、フックは鈍り、埃まみれにはなっているが、
ちょいと手を加えれば復活するルアーたちである。
で、作り手の思い入れが込められたルアーであることも理解できる。
ジョイントの形状、リップのサイズ、目まで緑かよ・・・など、
風合いと色合いがマッチしているが、手に入れた当時は使わなかった。
いや、使えなかった。投げられるロッドがなかったからだ。
が、今ではタックルが十分に揃う。
そろそろ壁飾りから脱出させて、
これらのルアー本来の目的を達成させようと思っている。
ルアーを水面に向かって投げることで、
新しいバスフィッシングの何かが見つかると思うのである。
ルアーは水中にあるから釣れる・・・けだし名言である。