No.106 Cull
いゃあB.A.S.S.のノーザンオープンの結果にはタマゲタ。
(PHOTO:B.A.S.S.)
木村健太プロの優勝はもちろんだが、
藤田京弥プロの決勝進出も驚異的である。
申し訳ないが、正直上位に入るのは難しいと思っていた。
JBのトップ50遠賀川戦で勝って、
その日に成田に飛び、翌日アメリカに行くというスケジュール。
そんでもってバージニアまで走るという大変な行程。
ボートのリギングなど、何から何まで苦労の連続だったと思う。
試合が始まってからも初日はバッテリーがトラブッて、
ハラハラものだったようだ。
でも二日目は18ボンド釣って来て8位に。
最終日はビッグウェイトだけを狙った結果10位に終わったが、
セコくチェック(賞金)を狙わずに優勝だけを狙った姿勢は素晴らしい。
ちなみにアメリカでは
トップを狙わずに着を拾って賞金を稼ごうとする選手を
Check Chaser(チェック チェイサー)
といって少しバカにされる。
さて、今回のお題の
Cull
だが、これは選ぶ、といいうこと。
つまりは入れ替えってことだ。
優勝の木村選手はタイニークラッシュで6ポンドの魚を釣り
こう語っていた。
“I culled out a 2-pounder with that fish,” Kimura said. “Without that fish, I wouldn’t have won.”
(私はその魚で2ポントの魚と入れ替えた。
これがなかったら優勝できなかった)
Cull をもっとわかりやすく言うと、
ヒヨコのオスとメスを選り分けること。
それをCullig という。
だからバス釣りの「入れ替えシステム」と日本で表現しているものは
Culling System
なわけだ。
そりでは。