罵州雑言

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その102 6月の環境イベント


 

6月はいろんなイベントが目白押しである。

特に、霞ケ浦環境科学センターでのイベントが多い。

環境月間と言うこともあって、

毎週末はセンターでいろいろな催しが開催されるからだ。

で、6月14日と6月28日の両土曜日には、

NPO水辺基盤協会としてイベントスタッフで参加する。

 

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6月14日は水生生物とのふれあい事業で、

ヨシ笛を鳴らしたり、メダカの観察をするよ。

また、予め捕えてあるザリガニや小魚のタッチプールも用意する。

子どもたちに小さな生き物に触れて欲しいのである。

 

ザリガニに指を挟まれようと、小魚を手で握りつぶそうと、

そこから小さな生き物たちの命を考えて欲しいからである。

小さな生き物たちもこの地球の住民であるからだ。

在来種とか、外来種とか分け隔てなく、

生き物の命を大切に思う気持ちを育んで貰いたい。

それこそが環境教育だと俺は思うんだね。

 

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メダカがいなくなったのは、外来生物のせいではなく、

田圃が工場化して水路と田圃が隔たれたことや、

田畑からの泥水の流入が恒常的であることなど、

いなくなった原因を見極める鋭い観察眼を培って欲しいのである。

 

かと言って、俺たちは環境悪化の犯人探しがしたいのではない。

自分たちが守りたい環境に対して、

出来ることを行う勇気と力を、

次代の人たちに持って貰いたいだけなのである。

そんなメッセージを、

6月14日のイベントに参加してくれる子どもたちに、

投げかけようと思っている。

 

で、6月28日は、そんなメッセージを込めた子ども釣り教室である。

恒例の子どもたちだけの釣り教室だ。

大人気の子どものための釣り教室だ。

その基本精神は、魚釣りを通じて霞ヶ浦に触れて欲しいのである。

霞ヶ浦という財産を守り続けるために・・・・・・。

 

 

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