その105 公平性
梅雨入りだって!
いきなりの告知に驚いている。
確かに、昨日の天気は梅雨っぽかったが、
こんなにも早いなんて・・・・・・ねぇ。
例年よりも3~4日早いらしい。
それでも3~4日かいなっ!
俺的には10日ほど早いんじゃないかと思うほどだ。
で、予想では7月20日前後が梅雨明けらしい。
てぇことは、一月半ほども梅雨なのかい?
想像しただけでカビが生えそうだぜっ。
でもね、空梅雨よりはいいね。
雨の季節に雨がないのはチト淋しい。
が、豪雨は勘弁だ。
東日本大震災の傷が完全に癒えていないのに、
またぞろ大雨による災害発生じゃ、弱り目に祟り目だ。
お天道様、どうぞ我が国にお慈悲を!
そんな祈る気持ちにさせるほど、
ニュースで見た高知県の出水災害は酷かった。
600mm近い雨が降ったなんて、アンビリーバァボーだぜっ。
このような出水時に生き物たちが移動する。
それは動物に限らず、植物たちも是幸いと水の流れに乗じて移動する。
大雨による出水時は、
自分や家族の生命や財産守ることで手一杯である。
もし、池や水槽から生き物が逃げてしまったとしても、
不可抗力である。
つまり、自然災害の前では、外来生物の他所流出なんざぁ、
いとも簡単にやられちまうんだ。
いつだったか、Fish村の横にある水路が大雨で氾濫し、
水路のブルーギルが小池栄湖に入り込んだことがあった。
彼等は新天地を求めて冠水した道路も浸水した田圃も元気に泳ぐのだ。
で、以来20数匹のブルーギルが小池栄湖に住みついた。
またある時は、大雨による出水で、
アカウキクサが小池栄湖に入り込んだことがあった。
水面がアカウキクサで覆われ、
まるで赤い絨毯を敷きつめたような池になってしまった。
このように、自然は俺たちの意思とは関係なく、
様々な生物を住まわせようと試みるようである。
それ故に、全ては自然の為すがまま、身を委ねるのである。
それが物事を公平に見る目じゃないだろうか。