その125 子ども釣り教室
土曜日の子ども釣り教室、無事に終了した。
霞ケ浦環境科学センターでの子ども釣り教室だ。
例年の5月5日だと200人越えだったのだが、
今回は100人越えの半数だったので、一人一人に丁寧に教えることが出来た。
参加者総数は111名という1並びで縁起がいい?
ピンピンピンの松アラシ、赤ピン並びだもの嬉しいじゃないの!
それに、今回は天気が良かった。
朝の準備中、荷物の積み込み時に少し降られはしたものの
それ以外は雲っていて雨無しだった。
だがね、撤収を終えてFish村で荷物降ろしや整理をしているとき、
突然に雨が・・・・・・やはり神様はいらっしゃる!
そう感じた土曜日の子ども釣り教室だった。
それにしても子どもたちは釣り好きである。
が、経験や体験をしていないんだな。
両親や祖父母、近所の人に釣り好きがいない・・・・・・ことも理由だろうが、
一番は体験の場が少ないんだな。
俺たちがガキの頃は、縁日に行っても、デパートの屋上でも、
さらには遊園地にも、釣り掘りがあった。
魚釣りに触れるチャンスが多かったんだな。
加えて、近所に面倒見の良い面倒臭いオヤジがいた。
「釣り行くか?」と誘ってくれるけれど、
いちいち小言の多いオヤジ連中である。
そんな面倒臭いオヤジを育てたくて、釣り教室を続けている。
お陰様で今回も行列が出来るほどの賑わいだった。
それに、子どもたちが素直だった。
並んで。ゲーム止めて。騒がない・・・・・・聞き分けの多い子どもがおかった。
楽しかった?・・・・・・ハイ。魚釣り面白い?・・・・・・ハイ。
質問にハイと答える子の多いのに感心した。
例年であれば行列も七重八重に出来るのであるが、
今回は一列だけだった。
それでも大人気の魚釣りである。
何度も何度も体験しに来る子がいて、
その度に指導スタッフが丁寧に教えて・・・・・・。
この中から、一人でも二人でも釣り好きな大人に育ってくれたら、
日本の水辺は守られて行くのだろうなぁ。
そんな思いに耽けつつ、釣り教室の子どもたちを見つめていた。
スタッフを務めてくれた皆さん、ご苦労様でした。
日本の釣りの将来は、皆さんの双肩に掛かっているんですよ。