その201 今日は死ぬのにとても良い日だ。
無事に200号を越えて、いよいよ201号である。
思えば、日々頑張っているなぁ。
誰も言ってくれないから、自分で言っちまおう!
それにしてもネタが尽きないものだ。
思うことを垂れ流し状態で書き記しているけれど、
中には心血を注いだ原稿もあることはある・・・・・・と思う。
いずれにして、ここまで続けていると我が子のようである。
で、バスフィッシングに至っては我が子と言うよりも
分身のようである。
今風に言うとクローンか?
21歳でルアーフィッシングを始めたのだから、
この釣りとはかれこれ42年のお付き合いである。
いやぁ~、長いねぇ。
あと何年楽しめるのかは未知数であるが、
死ぬまで続けられたら幸せである。
自分の好きなことをしながら死んで行けるなんて、
これ以上の贅沢はないと思うのだが、
釣り場で死んでいたら家族は嘆き悲しむだろうなぁ・・・・・・。
でもね、釣り人としては極上の幸せなのである。
だから、悲しまないで欲しい。
海のように荒れ狂った霞ヶ浦よりも、
鏡面のように輝いている霞ヶ浦が好きだ。
穏やかな霞ヶ浦に写り込む筑波山の影・・・・・・この静けさが好きなんだなぁ。
水面や水面直下をスイスイと泳ぐルアーに、
突然何かが襲いかかった。
水柱を立て、大きな爆水音を上げて襲いかかった。
俺は暫くその光景を見つめたまま動けなかった。
唖然、というのはこう言うことなのだろう・・・・・・と心の中で思った。
Today is good day to die.
今日はそんなことをブツブツと唱えながら、
ルアーをキャストしていた。
明日は明日の風が吹く。
だからこそ、今日を目一杯生きて行く。