その216 与太話
またしても・・・・・・そう、東庄町の話になるが、
天保水滸伝遺品館で見た侠客番付は好奇心をそそった。
なんたって聞き覚えのある名前がずらりと並んでいたからな。
それも映画や小説、歌や浪曲などに登場する人物ばかりである。
皆さんには見覚え、聞き覚えのある名前があったかな?
俺は結構あったな。
昔の映画、それも時代劇は良く見たからね。
そんな時代劇に出てくるやくざの貸元や十手持ちに、
その名前が重なるんだな。
それと、車に乗ってかけているCDが広沢虎造の国定忠治だから、
なおさらである。
広沢虎造と言えば、清水次郎長伝が有名であるが、
この国定忠治もなかなかのものである。
ガキの頃は浪曲なんて・・・・・・耳も貸さなかったのだが、
ジジイになるとその良さが判って来るんだな。
不思議なもんである。
恐らく俺の魂の部分に触れる何かがあるんだと思う。
で、罵州雑言の本筋に話を戻そう。
今回のバサーオールスタークラシックでは、
この浪曲の節回しでクランキングをしようと思っている。
利根の川風袂にぃ~入れてぇ~とか、
旅ゆけばぁ~駿河の国にぃ茶の香りぃ~とか、
天暗くぅ~嵐はぁすさぶぅ~上州路ぃ~とかだな。
そう、スローリトリーブで使うんだよ。
水滸伝とか、次郎長伝とか、忠次郎伝のように、
この投げて捲く戦法を伝々無視作戦と呼ぶ。
そう、歩みの鈍いデンデンムシだな。
そのための秘策は練っているよ!