その349 不可能を可能にする男
このところの小池栄湖の畔は植物で溢れている。
河津桜はそろそろ終了だが、
葉桜がキレイな緑で残った数輪の桜を際立たせている。
その下のレンギョウはスッカリ咲いて、鮮やかな黄色を放っている。
そう言えばツクシが顔を出していた。
その横ではヤマミツバが頭をもたげている。
ニンニクの葉も伸びて生きているし、
そう言えば、アクリル水槽に挿したヤナギの花が咲いた。
ヤナギは強いねぇ。
土中でも水中でもどこでも根を張って行くんだな。
そう言う意味では水際を彩る好材料である。
ヤナギの様な灌木があって、ヨシなどの抽水植物があって、
浮葉植物があって、沈水植物に至る。
理想的な植物帯の断面図である。
でもね、そんな場所は霞ヶ浦には殆どない。
が、今後は増えて行く予感がしている。
先ずは大岩田だな。
次いで青宿、さらに蓮河原、続いて島津・・・・・・きっと出来るさ。
俺の前に不可能があっても、
俺の後ろの誰かがそれを可能にしてくれる。
そう思って歩いて行くよ。
俺がやるンじゃない。君がやるんだ!