その389 不変!
俺が初めて霞ヶ浦で釣りをしたのは小学校4年生だったか?
もしかしたら3年生か?
う~ん、記憶が定かではない・・・・・・。
が、新利根川や清明川に来た記憶はある。
潮来に寒ベラ釣りに来て、
ズブズブのグショグショになった記憶も残っている。
あれ以来、ヘラ釣りが嫌いになったんだろう。
小学生の頃から釣りをしていた。
釣りをしていると、見知らぬ風景に出会えてそれが冒険だった。
水中で蠢く魚たちの動きを予測したり、予想するのも楽しかった。
想像力がかき立てられた。
中学2年生ぐらいになるとその想像力が妄想力へと変わった。
青い果実は日々悶々としていた。
釣りからは遠ざかるようになっていた。
釣りに再び夢中になったのは20歳の頃である。
池袋に屯している連中との遊びに嫌気がさして、
魚釣りを再び始めた。
清流釣りが渓流釣りになり、やがてルアー釣りへと変わった。
22歳のときにスプーンでナマズを釣ったのが、
ルアー釣りのスタートだった。
そう考えると、霞ヶ浦でのアメリカナマズ釣りは原点回帰か?
思えば、40年以上に渡ってルアー釣りをしている。
子どもの頃の記憶を辿れば、
釣り歴は60年ぐらいにはなるかなぁ・・・・・・。
いたいけな小学生が60年の歳月でこうも変わるのかっ!
いやぁ~、小学生の頃にはこんなおっさんになるとは、
自分でも想像していなかった。
想像力の欠如だな。
が、姿形は変われども、魚釣りに対する思いは変わらずにある。
そう、子どもの頃から不変なのである。