その430 美しさを守るために!
罵州雑言その412の「馬鹿が多いから景観が損なわれる!」って記事の
反響が凄かったね。
読者の皆さん、環境問題には敏感であるようだ。
霞ヶ浦をはじめとして、茨城県には風光明媚な土地が多い。
それは海と山が隣接しているからだろう。
海の幸、山の幸がふんだんである。
ここ大洗も美しい。
海には魚種が多い。
土には農作物が豊富である。
こんな肥沃な大地と海に感謝こそすれ、
恩を仇で返すような真似はイケねぇよな。
それがこの所業である。
海の美しさばかりに目を奪われて、
自分のしていることに気付かない連中が多い。
すぐ足下にタバコの吸い殻を捨てる輩が後を絶たない。
折角の景観が……これじゃ大なしである。
これは茨城県全体に言えることで、
遠くを見て足下を見ないから、
霞ヶ浦のゴミの酷さに気がつかない。
霞ヶ浦と筑波山が一体となった夕焼けや夕日の景色は、
それはもう素晴らしい美しさであるが、
一たび水辺に目をやるとゴミだらけの現実がある。
そこで目を瞑るんじゃない!
直視して対策を講じるべきである。
外来種とか、在来種とかの論争よりも、
観光地として役立てようなどの議論よりも、
先ずは水辺のゴミ拾いである。
ゴミのない美しい景観にこそ、美しい自然が映えるってもんだ。