罵州雑言

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その431 初見参!


 

 

土曜日の午後、諦めていたテナガエビ釣りに行った。

午前中に、防塵挺身隊の武江、斉藤の両君が、

でかいテナガエビばかりを大釣りしたからだ。

 

 

431tenagatakee

 

こんなゴイスゥ~な釣果を見せられて、

指をくわえて見ているほど俺は呑気じゃない。

で、そんなに釣れるなら……とばかりに、

午後からいそいそと出掛けたのである。

 

が、釣りは甘くはなかったね。

甘かったら甘エビ釣りになっちまう? って!

いやぁ~、釣れない、釣れない。

同じスポットのあちこちを探るが、当たるのはヌマチチブばかりだ。

 

時折、タイリクバラタナゴが釣れたり、

コブナが釣れたりするが、テナガエビは一向に当たらない。

本当に、ここであんなに釣れたのだろうか?

疑心が脳裏に渦巻き始めた。

 

お二人さん、ガセネタじゃない?

などと思いつつも、暫く辛抱我慢之助。

するてぇと、シモリウキがスゥ~ッと沈みこんだ。

おおっ、テナガのアタリらしい!

ちょいと一呼吸を置いて竿をゆっくりと上げてくると、

重々しいバックスライドが。

 

 

431tenagayoshida

 

見事大きなテナガエビである。

一瞬たりとも疑ったご両人に手を合わせ、

アイムソーリーヒゲソーリー……などと念じた。

いやぁ~、初テナガだよ。テナガエビ。

 

5月に水路で初物は釣り上げたけれど、

本湖のテナガエビは今期初である。

初と言うこともさることながら、16cmと言う大きさも嬉しかった。

だがね、武江二段のテナガエビは19.5cmだよ。

次は23cmを狙って出撃するよ。

さて、いつにしようかな?

 

 

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