その484 水路の話
水が動くと生き物が増える話は以前からしているけれど、
それを実際に目の当たりにするとニヤッとするね。
嬉しいモンだ。
一昨日の釣りの帰り道、魚が釣れなかったので水路を見て回った。
水神宮にお参りしてから水路に入った。
上から水を覗いた感じでは生き物は居そうになかったが、
ザクッと手網ですくってみた。
すると、驚くなかれ網の中には蠢く何かがたっぷりと入っていたんだ。
先ずはこれだ!
黒くて細いドジョウ?
違う違う、そうじゃなぁ~い。
ウナギの子どもだ! 黒子だ。
違う違う、そうじゃなぁ~い。
タウナギの子どもだよ。
こんな小さくても一人前に腹の方は赤いんだ。
さらに、スジエビやドジョウ、ゴリなども捕まえた。
いやぁ~、居るモンだねぇ・・・・・・生き物が。
現在ではポンプが止まっている。
先日の大雨による水位上昇で、ポンプを止めたようである。
それでも動く水の場所にはいろんな生き物が集まってくるんだ。
動く水には命を生かす力があるんだよ。
この水路、本格的に動き始めたら、
霞ヶ浦にどんな変化をもたらすのだろう。
今から楽しみで仕方がない。
この水路が動いていた頃には、
清明川に群れをなして泳ぐタナゴたちがいた。
そんな状況が復活するのだろうか?
確かに少々疑問ではあるが、やってみる価値はある。
何事にも長~い目を持たないと、
自然とは仲良しになれないんだよ。
諦めずに続けること、これが何かを作り上げるんだな。
水路の水も諦めずに動かし続ける・・・・・・これが力になるんだ。
水路の話・・・・・・これでお終い。
その後の水路の話をお楽しみに!