罵州雑言

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その502 第65回防塵挺身隊


 

 

土曜日、65回目の防塵挺身隊が、土浦市蓮河原に出撃した。

今回は、約半年振りの蓮河原決戦である。

 

午前9時、総勢32名のボランティアのメンバーが、

霞ヶ浦河川事務所土浦出張所に集まった。

防塵挺身隊の隊員をはじめとして、霞ヶ浦河川事務所、

霞ヶ浦導水工事事務所、土浦市環境保全課、

土浦市環境基本計画推進協議会の皆さんである。

 

清掃活動の方法や場所の説明が終了すると、

参加者は手に手にバケツやビニール袋を持って、

湖岸へと降り立っていった。

 

今日の清掃活動では、前日の雨で足元がぬかるんでいるので、

長靴は必携である。

また、植物がまだ枯れていないので、

多少暑くても長袖のジャケットは手放せない。

毛虫やダニなどの被害から身を守るためにも不可欠である。

 

清掃活動自体は9時から10時30分の1時間30分であるが、

今回も大量のゴミが回収された。

拾い集めたゴミは30分ほど費やして全員で分別を行った。

この分別が大変な作業で、瓶、缶、鉄屑などは不燃ゴミとして分け、

発泡スチロール、レジ袋、プラスチック類、紙類などは、

可燃ゴミとして分けるのである。

汚れるわ、臭いわ、腰が痛くなるわ・・・の三重苦がゴミの分別である。

でもね、これをキチンとしないと、

また土浦市さんにご迷惑をかけてしまうのでね。

 

活動時間は概ね2時間、これ以上長くやると苦痛になってくる。

苦痛になると物事は続かない。

俺たちの清掃活動が長く続いているのは、

義務や権利やシガラミなどの苦痛がないからだ。

それと、成果が目に見えるってことだな。

 

 

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これは清掃活動前の蓮河原船溜り横にある浜である。

溢れんばかりのゴミである。

これが清掃活動をすると、こんな風に変化するんだ。

 

 

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この光景を目の当たりにすると、喜びに包まれる。

達成感を噛みしめることが出来る。

ゴミのない霞ヶ浦の構築こそが、

俺たちが頑張れるエネルギー源である。

さぁ、これからも頑張るぞッ!

 

 

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