WBS2015 新港グラチャン Vol.4(Final) 2015.11.22
2015年11月22日、土浦新港にてグランドチャンピオンシップトーナメント
(通称グラチャン)最終戦となる第4戦が土浦新港で開催された。
この最終戦で2015グラチャンA.O.Yが決まる運命の一戦となった。
グラチャンはポイント制で年間順位が決定される。
第3戦を終えた時点では、若杉正友選手が他の選手を一歩リードしていたが、
最終戦の結果によっては誰がA.O.Yを獲得するのかわからないという混戦状態。
若杉選手が逃げ切るのか、はたまた他の選手が逆転するのか・・・。
グラチャン前日は11月下旬とは思えない暖かい陽気となった。プロクラシック初日も
思ったよりも釣れた試合となった。
一転、大会当日は防寒着が欲しいというぐらい寒い朝を迎えた。WBSプロクラシックの最終日スタートの後、
冷え込みに包まれた土浦新港であったが、55名の参加者による熱い戦いの火蓋が
切られた。
冷え込みでタフになったと思われたが、結果から言うと朝から順調に魚が持ち込まれた。
終わってみれば11名、計12匹の魚が持ち込まれた。優勝したのはグラチャン常連の市毛崇選手。
1050gという唯一のキロオーバーを持ち込んでの優勝となった。台船の切れ目にO.S.Pの
ドライブシャッドをフォールさせていくという釣りで、価値ある一匹を手にした。
そして、A.O.Yの行方は・・・
若杉正友選手が逃げ切り、2015年グラチャンA.O.Yに輝いた。他の選手も追い上げはしたが、
若杉選手にはポイント差が届かず。若杉選手は初戦と最終戦こそノーフィッシュだったが、
第2戦、第3戦と着実にポイントを獲得。特に第3戦のリミットメイクポイント(3匹リミット
メイクするとボーナスポイントが与えられる)がA.O.Yを決定付けたと言っても過言ではないだろう。
昨年からライフジャケット着用の推奨を進めてきたグラチャンだが、だいぶ定着してきたのが
見て取れる。ここ近年、霞ヶ浦界隈でもオカッパリ、ボート問わず落水によって命を失う
水難事故が起こっているのが現状である。自分自身の命を守る、そして釣りに連れて行った
家族の命を守る為にも、ライフジャケットの着用をこれからも推進していこうと考える。
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