その564 バスを守る!
現在、霞ヶ浦の湖岸線では、ワカサギ釣りが盛んに行われている。
釣れるドックや船溜には人が群がっている。
今年はそれほど釣れている様子はないのだが、
釣人は多いねぇ。
必然的にゴミをそのままにしていく輩もいる。
釣人が来るとゴミが増える・・・・・・と言われるゆえんである。
また、迷惑駐車が頻繁に起こる。
築堤の天端に20~30台の車が駐車するのだから、
通行の妨げにはなるよな。
こんな所にも自分さえ良ければ精神が現れる。
嫌だなぁ・・・・・・。
もう暫くの辛抱だがね。
1月21日から2月末日まで、霞ヶ浦のワカサギ釣りが禁漁になるからだ。
産卵期のワカサギを守るためである。
また、2月の中旬からはワカサギの親魚を捕獲して、
人工採卵も行っている。
この方法をとるようになってから、霞ヶ浦のワカサギは増え続けている。
水況の変化と言うのもワカサギ増加の一因であるが、
漁業者が率先して発眼卵の放流を行うようになってから、
その施策効果が表れているのである。
で、あるならば俺たちバスアングラーも産卵期のバスを守るために、
産卵期の釣りに一定のマナーを作るべきだと思う。
釣り上げたら直ぐに逃がすこと。
産卵床と思われる場所では釣りを控えること。
トーナメントの様に魚を移動する釣りは原則行わないことなど、
産卵期のバスを守るべき方策はいろいろあると思う。
そんなことを自問自答して、今年の産卵期の釣りがどうあるべきかを、
バスフィッシングを楽しんでいる一人ひとりに考えてもらいたい。
バスがいなくなったらバス釣りは楽しめないんだよ。
楽しいバスフィッシングをいつまでも味わうために、
いま俺たちの出来ることをしようよ。
バスを守るために、俺たちの出来ること!