その591 明日があるさっ!
ここ数日、続けて釣りに行っている。
が、コイのスレ掛かりのみである。
バスの「バ」の字もない。
でも行かないと釣れない。
買わない宝くじは当たらぬ・・・の例え通り、
釣り場に通わぬ限り釣れないのである。
ところが、霞ヶ浦の南岸の水辺は毎日びしょ濡れである。
「釣り師と魚は濡れたがる」と故・開口健先生も仰っていたけれど、
これは濡れ過ぎだろっ!
波はあっても良い、風が吹いても良い。
プランクトンが寄せられ、それに連れて小魚が寄せられ、
さらにそいつを狙って大物が群がるからね。
が、足下がびしょ濡れになるほどの風波はご遠慮したい。
加えて、背筋に悪寒が走る様な冷たい風も勘弁だ。
早く暖かくなんないかなぁ。
確かに陽が北に寄って、明るい時間が伸びたけれど、
5時過ぎはまだまだ寒々しさがある。
でもね、一ヶ月前は4時30分に闇がやってきたよね。
そう考えると、5時30分になろうって時間でも今はこの明るさだ。
もうすぐだよ、春は。
もうすぐだよ、暖かい日射しは。
もうすぐだよ・・・。
釣れずに帰る淋しさは夕焼けだけだが知っている。
でもね、次がある。
期待と願いと希望と・・・・・・思いを乗せた次がある。
きっと次は釣れるだろう。
その願いを叶えるために、今日はせっせとゴミ拾い。
明日こそ!