その595 自分たちのために・・・
先ずはお知らせだよ。
霞ヶ浦導水事業のことをかいたので、
興味のある人は読んで欲しい。
俺が今まで経験してきた総まとめの様なものである。
このトンネルが地下50メートルにあるなんて、
誰も思わないだろう。
そのトンネルを数人の釣り仲間と歩いているなんて、
想像もできないだろう。
が、これが現実だ。
ここまで出来ていて僅か20mの取水口が造れないでいる。
訴訟問題でね。まったく酷い話さっ。
これが現在の霞ヶ浦導水事業である。
俺が生きているうちに、
霞ヶ浦に流れ込む秒速15トンの流水を見たいよなぁ。
すぐに繁茂するであろう沈水植物、
恐らくはヒルムシロ科のササバモだろうなぁ。
その群落を目撃したいなぁ。
可能性はゼロではないが、極めて低いよ。
明日の命も知れぬ昨今だからなっ。
金のために人を殺すことを厭わない連中が多過ぎる。
自分が楽をしたいからって子どもを犠牲にする親が多過ぎる。
そんな連中の毒牙にかかってしまう恐れもあるからな。
魚を殺して捨てて行くような釣り人が増えたのも、
人々の心が荒んでいるからだ。
特定外来生物法の施行で大変な思いをした釣り業界なのに、
喉元過ぎれば熱さを忘れている。
万が一に際して、どう対応すれば良いのかが欠落している。
確かに、水辺の清掃活動は免罪符の一つではあるが、
これが全てではない。
だからこそ、もう少し考えよう。
どう行動して行くのかを!