罵州雑言

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その638 一緒にして欲しくねぇよ!


 

 

夕方、どうしても釣りがしたくて、

極々近所にあるハニースポットへ行った。

ところが着いてみたら先行者がいるじゃないの!

それも、ヘラ釣りの人ね。

で、諦めて別の場所に行ったんだ。

 

最初の別の場所は濁りが入って捗々しくなかったので、

もう一ヶ所の別の場所に行ったのね。

ここはコイやフナがグリグリやっていて、もう別世界だった。

お陰でバスの気配もなかった。

アメリカナマズの臭いもなかった。

 

駄目だ、帰ろう・・・と車を走らせていると、

ハニースポットの車が帰ったのが見えたんだね。

早速、Uターンして、件の場所に降り立ったのさっ。

 

で、足下を見てガビ~ンとしたね。

な、な、なんと、2尾もアメリカナマズが捨てられていたじゃないの!

泥まみれになっていたけれど、絶え絶えながら息をしていたので、

水に中に入れてあげた。

 

一匹は水中深くに潜って行ったが、

一匹は水面近くでひっくり返ってプカプカね。

 

 

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あー、もっと早くに来ていれば、

生きたまま逃がすこともできたろうに・・・。

後悔したね。

ため息が出たね。

 

さらに先行の釣り人がいたであろう場所に目をやると、

 

 

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ま、ま、ま、ま、そんなもんさ。

魚は捨てるわ、ゴミは残すわ・・・やりっぱなし野郎だったね。

糞をしてもケツを拭かないタイプね。

まだまだ、こんな輩が多いのだから、釣り人は誤解されるよね。

 

ゴミ拾いしている人も、ゴミを残して行く人も、

魚を生きたまま逃がす人も、魚を殺して捨てて行く人も、

一般の人から見たら同じ釣り人だもんね。

本当に腹が立つ。

 

西の彼の地では、外来魚の駆除と言う名目で、

釣った魚を殺す名人戦を開催するらしい。

キラーマシーン養成所か?

なんだか現実離れしているなぁ。

 

でも、現実では日々殺人事件が飽きているのは事実だ。

そんな人種を育てることにならなきゃ良いのだが・・・。

 

 

 

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