その640 もう一つの水を動かす!
昨日は雨降る中、朝から小池栄湖のエアレーション装置作りを行った。
施行は恋犬? 違う、違う、コイケンこと鯉河健一である。
あれこれ試行錯誤を繰り返しながら何とか設置することが出来た。
で、早速試運転!
池の中央付近でブクブクと泡が立ち始めた。
空気の気泡である。
同時に流れが発生した。
それまで何となく固まっていた浮草が一つにまとまり始めた。
水の流れが作り出す面白い現象である。
水が動くことで様々が動き始める。
水の動きは水中の溶存酸素量を増やすだろう。
すると、アオコが発生してもアオコの死骸による酸素の消耗、
酸素不足が解消できる。
水の動きは自らでは動きを制御されている小さな生物や卵、種などを、
安全な場所へと運ぶ手助けをしてくれる。
つまり、小さな命を育むようになる。
水の動きは植物の増加に伴う二酸化炭素の増加を抑制してくれる。
植物の光合成による酸素の供給は、夜間は減少してしまう。
それに伴って二酸化炭素の排出量が増える。
これを防ぐのが水の動きによる酸素の供給である。
さて、さて、酸素の供給装置は出来上がった。
これがどんな働きをしてくれるのか、半年後が楽しみである。