その647 全てが不変にあらず
小池栄湖のガガブタが今年はもの凄いことになっている。
次々に茎を伸ばして4月中に水面を埋め尽くしそうな勢いである。
ありがたいと言えばありがたいのだが、あんまり多過ぎてもねぇ・・・。
やはり何事もほどほどが良いなっ。
また、多種な植物のある方がいい。
浮葉植物ばかりじゃ、水面が覆われて暗い水域になってしまう。
日に日にガガブタは勢力拡大している。
一日経過しただけで葉の量が倍以上になっているのである。
ちなみにこの写真は4月22日の金曜日、
翌日の土曜日にはこの倍の量だからね。
それにしても上手くコントロールできないものである。
思い通りにはならない。
それが、まぁ、自然の動植物であるがね。
こちらの思惑通りにしようなんてぇ考えはおこがましい。
外来生物を減らす・・・これだって眉唾もんだな。
在来生物を増やす・・・これも無理だろうな。
時代がどんどん変化し、それに伴って環境が変貌しているのだから。
そう言えば、新聞にミドリガメの輸入を2020年から禁止するらしい。
おい、おい、環境省、禁止にするなら今すぐにだろう!
いつまでも変わらないのは太陽が東の空に昇り、
西の空に沈んで行くってぇことぐらいだな。
それ以外は目まぐるしいほどに変化している。
いや、いや、お天道様だって地球の有り様が変われば、
その動きを変えるかも知れんぞ。
俺たち人間は、自然に対してもっと謙虚になるべきなのである。