その669 ルアーのカラー
昨日、日曜日のリベンジとばかりに、
夕方の6時頃から霞ヶ浦の湖畔に立った。
前日とは打って変わっての風に、
少しばかりの期待を込めてキャスティングを始めた。
さすがフェンウィック62CMLJは名竿である。
軽めの小型クランクから重めのミナモトゴローまでを、
難なく投げてくれる。
オーバーヘッドは言うに及ばず、
バックハンドやアンダーハンドもお茶の子さいさいである。
これくらい思い通りに投げられるロッドは他に見当たらない。
ウェイトで言うと5g~15gがベストマッチだ。
てぇことはクランクベイトの概ねは支障なく投げられるってこと。
それがこのロッドを手放せない理由である。
で、昨日は右から三番目のブルーバック・クロームをセレクトした。
これもお気に入りのカラーである。
と言うか、お気に入りのカラーばかりを作ってもらったんだね。
が、極論を言うと、ルアーのカラーってそれほど重要じゃないんだ。
巷ではこのカラーが釣れる・・・などと騒がれているけれど、
俺はそれほど重要視していないんだ。
どんなルアーであってもバスの鼻っ面を泳がすことができれば、
パクッて食いついて来ると思っている。
つまり、バスのいる場所や好む層を探しだすことが大事なんだな。
さて、それではカラーの重要性だが、
釣り人側が信じるに値することが大事なのである。
この色は釣れるとか、このカラーなら目立つとか、
この配色であれば騙されそうだ・・・などの他に、
天気や狙う水深、カバーの有無など、
「釣れる!」そう信じられる、信じるに値する色で有るか否かが、
最も重要なのである。
で、究極を言ってしまえば、自分の好きな色が良いってことさっ。
さらに、経験値によってカラーは絞り込まれるんだな。
昨夕、ブルーバック・クロームにしたのは、
自分の好きな色だからだね。
薄墨の薄暮に視認性を高めるなら、
イエローとかハクビシンの方が有効だが、
波気があったのでストレートリトリーブの多用を考慮して、
このカラーを選んだのだよ。
俺の経験値を文字にするのは難しいしダラダラと長くなるので、
この辺でやめておくよ。
もし訊きたいことがあったらお土産持参の上で
俺のいるイベント会場にいらっしゃい。
沢山話してあげましょうぞ。
土産を忘れた場合? 挨拶だけにしておこうな。
それがお互いの心が休まる最良の方法であるからさっ。