罵州雑言

罵州雑言

その670 う~ん、マンゾク!


 

 

ウッシッシッー、昨夕も釣れたよ。

スポットを二か所セレクトして思い通りに釣れた。

で、昨夕に選んだカラーはハクビシンだ。

それは・・・雲が多くてローライトだったことに加えて、

南風でこちら側が風裏なため凪いでいる場所が多かったからだ。

 

陽の光、風の状況、釣り人側の意識などを考慮して、

ハクビシンを選んだのさ。

で、昨日の作戦は、何度も同じ場所通すってことだ。

先ずは水面でザワザワさせる。

次いで水面をピチョピチョと叩く。

さらに、水面直下でシャカシャカカチカチと踊らす。

 

杭横を通過した時、根掛かりのようなストライクが届いた。

グイッとロッドをあおる。

グングングンと水中から獲物の魂の鼓動が届く。

おっ! キャットフィッシュぽくないぞッ。

ドキドキが胸中に広がる。

突然、獲物が全身を出して跳ねた。

バスだ! それも大きい!!

 

 

670bass01

 

大きな口でミナモトゴローを丸のみである。

発達した尾ビレで水面を割って大暴れをした。

見事なまでのファイターである。

シャカシャカカチカチに惑わされたバスはいま俺の手の中にある。

記念撮影後、すぐにバスをリリースした。

少しでも負担をかけないようにするためである。

 

そんなにバスを気にするなら釣りをしなければいい・・・。

なんてぇ罪なことをおっしゃる人もいるんだが、

こればっかりは止められない、とまらない。

バスと出会う釣りをしていたが故に、

残された環境をよりよい姿で残して行こうと考えたからだ。

 

 

670bass02

 

この日、次の場所でもすぐに二尾目が釣れた。

今度は中型のバスだった。

ミナモトゴローを引っ手繰るように襲いかかった。

すぐ足下でのことだったので、その光景の全てが見えた。

興奮したねぇ。

 

いよいよミナモトゴローの季節の到来だ。

バズベイト的に水面ストレートリトリーブで、

トップウォータプラグ並みに水面チョンチョンで、

クランクベイト的にストップ&ゴーで・・・様々なメソッドで、

水面や水面直下を意識しているバスを狙うのである。

 

暫くはミナモトゴローの独壇場だろう。

I’m crazy about bass fishing with MINAMOTOGORO!

 

 

 

Comments are closed.