その673 命紅(いのちくれない)・・・あげないよっ!
6月4・5日(土・日)に開催される
霞ケ浦環境科学センターの環境月間イベントで、
俺たちは子ども釣り教室を開催するよ。
どんな催しものかと言うと、
霞ヶ浦で採捕したフナやタナゴ、コイにモツゴ、
チチブにモロコなどを子どもたちに釣らせるのである。
竿は幸釣、仕掛けは講師手作りの物で、
赤虫やグルテン餌を付けて釣ってもらうのだ。
魚釣りの感覚をちょいと体験してもらうってことね。
毎回、150~200名ほどの子どもたちが参加してくれる。
で、今回は水辺で遊ぶ子どもたちには、
ライフジャケット(救命具)が不可欠であることを、
保護者の皆さんに話そうと思っている。
何故、ライフジャケットが必要かと言うと、
ライフジャケットのお陰で多くの命が救われているからだ。
つまり、実績のある道具ってこと!
保護者が子どもたちの命を守ってあげなくて、
誰が守ってあげるんだい?
港のように足場が高く、水深もあるような場所では、
四六時中ライフジャケットを着させておくことだ。
小さい頃から「水辺に出る時は着る」を心掛けておけば、
小学生から中学生になっても恥ずかしがらずに着るもんだ。
だから、小さい頃からライフジャケットを着る習慣を付けよう。
昨年のクロダイ放流事業の時、
70名ほどの幼稚園児が参加してくれた。
で、少年少女の皆さんには、ライフジャケット着てもらった。
ライフジャケットを装着すると、
窮屈だったりデカ過ぎたりして動きが鈍るかもしれないが、
子どもたちの命を守ることだもの四の五のは言わせない。
魚も子どもたちの同じ命・・・だから守って行きたい。
そんな理由で、魚の駆除活動には賛同できないのである。