その677 在来種の強さ
昨日、娘と一緒に小物釣りに出掛けた。
彼女が釣りをしたいっていうので、
手伝ってくれたら・・・とお願いした次第である。
で、一路、行方市まで走った。
南岸周辺では、堤脚水路の釣りが捗々しくないからである。
俺は農薬の流入・・・と読んでいるのだが、はてさてどうだろうか?
予定では二人で200匹だったのだが、そこまでは釣れなかった。
ことのほかアタリが遠いのである。
ポツポツ程度に釣れて気がついたら100匹ぐらいだったね。
もっともバケツには30匹ほどが予め入っていたので、
70匹ってところだ。いや、いや、130匹も足りないぜっ。
どうする俺!
ところで、このフナ釣りをしていた水路であるが、
70匹のフナを釣っている間に、
ブルーギルは娘が釣った1匹だけだったよ。
ブルーギルが減ったのか? さてまたフナが増えたのか?
答えは誰にも判らないが、20年ほど前はどこのどの水路でも、
大量にブルーギルが釣れたんだ。
それが今ではほとんど釣れない・・・淘汰されたってことか?
或いは、アメリカナマズに食われたか?
外国の魚だから日本の環境に順応出来なかったのか?
いずれにしてもあれほど霞ヶ浦を席巻したブルーギルだったが、
現在その生息数は確実に減っているようである。
やはり強いのは在来種であるなっ。
様々な環境変化にも耐えて、ひたすら生き延びてきた在来種、
外来種が入り込んできたとしても、怯むことはない。
やっぱり強いのは在来種か!
人間による環境の改変にだって強かに生き抜いている種がいるんだ。
ってことは、人間が一番の悪だな。
ところが、俺たちには人類を守る使命がある。
う~ん、難しい問題だな。