その693 さぁ、楽しもう!
水面ゲームが面白い季節の到来である。
バスたちの多くが産卵疲れの回復を計って食い気ムンムンになる。
普段は侵そうとはしない大気中にも餌を求めるようになる。
そう、トップウォータゲームシーズンの到来だ。
水面下の奥底での釣りばかりを強いられていた人たちにとって、
いよいよ新たな扉を開くチャンスの到来である。
今年こそは、脇目もふらずに水面や水面直下の釣りを味わってみよう。
釣れようが釣れまいがそんなの関係ねぇ・・・って風に言い切って、
一つをやり遂げることだ。
投げ続ける、捲き続ける・・・そんなことを遂行することが出来たら、
キミのキャスティング技術は格段に向上する筈である。
実際、オカッパリに来ている人の多くが、
キャスティングが下手ピーであるからなっ。
ガイドを雇ってキャスティングを習うのも宜しい。
が、ガイド料や時間が無駄にならないか?
だからこそ、オカッパリでキャスティングし続けて、
ある程度まで技術を上げてガイドのボートに乗るべきだと思うんだな。
プロとは名乗っていても、ろくにキャストも出来ない人がいる。
そんなプロやガイドと一緒に釣りをした時に、
アドバイス出来るほどの腕前までには上達はしないだろうけれど、
ビシビシとキャストを決めることで、優越感に浸れる。
この優越感こそが、バスを呼び込んでくれる至宝なのである。
と言うことで、今年はトップや水面直下の釣りを覚えなさいねっ。
投げ続ける、捲き続けることで釣りに一歩深みが出る。
それが楽しみに繋がる。
楽しくなければバス釣りじゃない!