その739 キラーインセクト
前にも書いたけれど、湖岸でスズメバチを良く見かける。
Fish村に飛んでくるスズメバチは、
アシナガバチの巣を狙っているので、
低空飛行でアシナガバチの巣を探しまわる。
今年はオオスズメバチとキイロスズメバチ、
コガタスズメバチにモンスズメバチ、
それにクロスズメバチが飛来してきた。
このうちの何匹は捕獲したが、逃げられたものも多数いる。
ところで、湖岸のスズメバチの巣であるが、
前回紹介した巣がさらに大きくなって、
スズメバチも百頭以上が飛びまわっている。
知らずに巣に近づくと大変に危険なので、場所も明記しておく。
阿見町掛馬にある新屋敷揚排水樋門のそばのヤナギの木に、
スズメバチの巣がある。
湖岸から目と鼻の先ほどの大きな木だ。
この木の地上から150cmほどの高さに、
コガタスズメバチとおぼしきハチ群が営巣しているのである。
3週間ほど前はスズメバチの飛行もそれほど気にならなかったが、
昨日見てきた時には水門のところにいても、
スズメバチが偵察に来るほど警戒していた。
木にへばりつくように巣の出来ているのが判るよね。
直ぐ横にコガタスズメバチの姿もある。
確かに巣は数倍の大きさになっていたよ。
百頭余りのスズメバチが巣の周りを、
ブ~ンブ~ンと羽音を立てて飛び回っている。
あの連中に襲われたら、スズメバチハンターの俺も敵わない。
君子危うきに近寄らず・・・てなことで、
オカッパリを楽しんでいるバスアングラーのみんなは、
釣りをする時には水難だけではなく、
陸上の危険にも十分に気をつけるのだよ。
ハチの毒は命にかかわるからね。