その740 心意気
今度の土曜日は小物釣りだ。
翌週の土曜日に開催される子ども釣り教室用の魚集めだね。
8人ほどが参加してくれるので、300~500匹を予定している。
さて、釣り場だが・・・どこにしようか迷っている。
気温が高いので、魚の移動時間が余りかからない
霞ケ浦環境科学センター周辺が良いのだが、
あの辺の水路の状況はどうだろうか?
今年の春は水位が低過ぎてまったくのノー感じだった。
昨年の爆釣が嘘のような静けさだった。
少し足を伸ばして崎浜辺りまで行ってみるか?
それとも、沖宿で手堅く釣るか?
しかし、どこも以前の様には釣れないんだよなぁ。
釣り人の多さと言うのもあるだろうけれど、
水路や河川が整備され過ぎているのも原因だろう。
在来種の減少は外来魚のせいだ!
悪いのは外来魚、外来魚と騒ぐ御仁が相変わらずいるけれど、
騒がれるほどは釣れなくなった。
河川改修や水路改変で魚の棲み難い環境になっているからだ。
在来や外来に関係なく、魚の棲み難い環境って言うのは、
餌がなく、隠れ家がなくて、水が汚い・・・場所だな。
そんな条件が今の霞ヶ浦なのである。
だから少しでも魚たちの棲み易い環境作りをするのも、
俺たち釣り人の責務だと思う。
在来魚も外来魚も分け隔てなく、魚たちの棲み易い環境づくりこそが、
生態系の保全や生物多様性の推進なのである。
だから、釣りを楽しむだけで何もしないのでは、
只飲みや只乗りの悪徳野郎となんら変わらない。
出来ることで良いから俺たちの魚に対する心意気を示そうぜ!
なぁ、バスアングラー諸君!