その745 台風の後は・・・
台風襲来のときの風雨も凄かったけれど、
その後に残された爪痕がまた凄かった。
Fish村への行き帰りに通る団地に生えていた桜の木が倒れた。
それも根元からバッサリである。
翌日には断裁され片付けられていたから良かったが、
あの木が倒れたままだったら通行にも支障が生じたろう。
もちろん、Fish村の木も被害にあって、数本の枝が折れていた。
大雨が降っているときの悲鳴のような叫びは、
木の枝の折れる音だったのだろうか?
倒木や枝折れも凄いけれど、台風一過で心配されるのは出水である。
霞ヶ浦の様な低地の湖は支流や水路など、全ての水が集まるので、
水位の上昇や氾濫に注意する必要がある。
これは昨日の桜川の様子だ。
これでも水がひいた状態である。
雨が降り続いている最中はもっと轟々と流れていたのだろう。
昨日は流れも少しおさまっていたが、濁りは相変わらずだった。
そう、そう、それにもまして大変なことになっているのが本湖である。
水位が一気に50㎝増しのY.P.1.6となっていた。
コンクリート護岸の平場はすっかり水没し、
切れ目が判らない場所もある。
大変に危険な状態にある。
踏み外して切れ目から落ちでもしたら・・・ああ、恐ろしい。
と、まぁ、こんな状態の台風一過の霞ヶ浦である。
釣りに来られる皆さんは、呉ぐれも事故などに遭遇しないように、
安全に留意して魚釣りを楽しんで欲しい。
魚釣りができるのは、命があればこそである。
家族や友人を悲しませることだけはしないように!