その792 外来種を防ぐには!
先日、カータンこと藤野佳織さんがFish村の草刈りをしてくれた。
昨年も確か、この時期だったんじゃなかったかな。
エンジンの音も軽快に、草をバッタバッタと刈りこんで行く。
刈り込まれた草からバッタやユスリカたちが逃げ出してくる。
そんなことはお構いなしに、
ブゥ~ンブゥ~ンと唸りを上げて草が刈られて行った。
右手首と腰を痛めていたために、ここ数カ月間草刈りをサボっていた。
それでなくても家の草刈りをやって、ギックリ腰を悪化させたし、
右手首の損傷もそれが原因だったかもしれないからだ。
当分間草刈りはお預け・・・にしていた。
そんな折、カータンが草刈りしますよ~。
と、名乗り上げてくれた。
渡りに船である。
早速お願いをして草を刈って貰ったと言う次第だ。
う~ん、見違えるほどにキレイになった。
仕上げは必要だけれど、以前に比べれば雲泥の差だ。
人の手による手入れがなされていると外来種の立ち入る隙はない。
そう、つまりそう言うことなんだな。
外来種が蔓延る・・・生態系至上主義の連中が良く言う言葉であるが、
自然環境と言うものは、人の手による手入れがなされていると、
他からの移入者は入り込み難いのだよ。
人が怠けて放置した場所や手入れが行き届かない場所は、
直ぐに外来種や国内移入種などの天下になってしまう。
生きて行けるだけの隙間、空間があるからだな。
例えば、東京の下町のように家が密に建っている場所には、
他の家は建たないが、持ち主が土地を売ってしまい空き地になると、
そこには新たな住人が住み着く・・・と言うことなんだよ。
手入れを怠らず、隙間を作らない環境整備こそが、
外来種や国内移入種を防ぐ唯一の手なのである・・・と、俺は思う。
駆除なんかで絶滅できるわきゃあねぇよ!