その883 入漁券
キミは遊漁承認証って知っているか?
茨城県内水面漁業協同組合連合会が発行している釣り券だ。
遊漁料は年間で4000円。
この券を持っていると茨城県全県の河川や湖沼で、
雑魚釣りが楽しめる。
雑魚と言う魚はいない! と叱られるかもしれないが、
アユ、ヤマメ、イワナ、サクラマスを除く魚種のことである。
霞ヶ浦に関して言えば、海区扱いなので入漁券は不要であるが、
それに連なる流入河川や流出河川は内水面であるため必要となる。
橋一つ目まで・・・そこはもう川なんだよ。
こんな小さな水路には漁業権がないんじゃ・・・でも、内水面である。
ブラックバスには漁業権はないでしょ。
釣りをするてぇ行為だけで入漁券は必要である。
それに、どんな魚がルアーに掛かるかわからねぇじゃないか!
時期によってはフナやコイ、ナマズなども掛かるからなっ。
払わないための屁理屈や能書きはもう沢山だ。
今日は釣れてねぇから払わないよ・・・なんてぇことを言う釣り人もいるが、
楽しく釣りをするためには入漁料を払っておくべきである。
その金がどう使われるかは漁業組合次第であるが、
釣り人があれこれ後ろ指さされない為にも買っておいた方がいいよ。
まぁ、釣りに限らず、水辺で遊ばせて貰う人たちは、
相応の利用料を支払うべきだと俺は思うんだな。
国民の権利を振りかざして、
あれこれ御託を言うなら義務を果たせてぇことだよ。
そんなこともせずに「自由だ!」「国民権利だ!」と叫ぶ連中には、
使わせないのが一番だな。
そう、今後は遊水券なる淡水域での遊びからも、
環境保全料を徴収すべきだと思う今日この頃である。