その897 守るべきもの!
俺、職業バスプロ・・・マジか?
だったら霞ヶ浦勉強会に時間裂いてでも出て来いやぁ~!
って、この日集まったバス関係者は20数名もいた。
嬉しかったなぁ。
日本の湖沼や河川では俺たちバスアングラーは新参者である。
たかが90年と少しほどの歴史しかない。
1925年にバスが日本に移植されたてからのキャリアだからなっ。
だからこそ、バスアングラーには謙虚さが必要不可欠なのである。
そう言う俺も、相当謙虚じゃなかった若き日・・・は。
でも、バスフィッシングのお陰で今回の様な勉強会を催すまでになった。
他者を思いやる慈しみの気持ちも持てるようになったのだ。
年齢? 違うなっ。
魚釣りの延長線上にあるバスフィッシングが最大の原因である。
バスフィッシングがあったからこそ、
釣り場環境を考えたり、青少年の育成を心掛けたりした。
そして何よりもバスフィッシング技術の発展と向上の線上に
これらの全てが存在しているのである。
土俵を守るのは力士の務め、グランドを守るのは選手の務め、
で、荒廃した釣り場の自然環境を守るのは釣り人の務め・・・。
そう考えると、俺たちバスアングラーは、
釣り場に対して出来る何かをして行くべきじゃないのか。
しかし、多くのアングラーは知らんふりである。
魚が釣れればいいや。バス釣りが出来ればイイよ。
駄目になったら他に行くよ。人生を賭けるなんて愚かだよ。
悲しいかな、そんな考えの連中に支配されているのが、
今の霞ヶ浦である。
霞ヶ浦やバスフィッシングで生計を立てている人が、
これほどいると言うのに!
俺もその一人である。
だからこそ、糧を得る職場でもある霞ヶ浦を守ろうと思う。
自由に楽しく、束縛や規制されることなく、
バスフィッシングを楽しみたいと思う。
そのために今後も頑張って行くよ。
だがね、みんなの応援や支援がないとできゃしない。
そこんとこ、ヨロシク!