その937 ゴミの削減
今年は今までにないほどオカッパリが多い霞ヶ浦である。
その分、釣りゴミが増えているのは事実だ。
入門者の多くはルールやマナーを知らないから、
不要なものは捨てて行ったり、置いて行ったりするんだな。
その辺りをだね、新人諸君にちょいと教えるだけで、
これらのゴミは片付けて貰えるのだが、
その啓発活動が進まないのが日本である。
先日も駐車場の隣の車の横にティシュが捨ててあった。
目撃でもしていれば注意したのだが・・・。
そりゃ、そうだよな。
ペットボトルだって、空き缶だって、空瓶だって、
それらがお金になるのであれば誰も捨てはしないんだよ。
例えば、空きペットボトルが10円とか、空き瓶が20円とかだな。
で、それは釣り具も同様で、釣りゴミを率先して処分すると、
何らかの報奨が貰える・・・と言う制度でもありゃ~、
釣りのゴミを捨てて行く連中はグッと減ると思うんだ。
スーパーでレジ袋を買うと、1~3円する。
で、スーパーのレジで袋を要らないと言うと、
1~2円ほど値引きしてくれる店もある。
そう、あのレジ袋は店によっては1~3円もするのだよ。
それをだね、300枚も拾ったら300~900円・・・てぇことは、
ジグやワームが買えるてぇことだよな。
これに拾った100本の栄養ドリンク瓶をコンビニに持って行くと、
100×20で2000円になる・・・相当にイイもんが買えるじゃねぇの!
こんな仕組みを政府が作ってくれれば、ゴミは大幅に削減されるのだが、
与党からも野党からもこんな意見は出やしねぇ・・・何故だ?
企業と癒着か???
不法投棄を取り締まるよりも、外来生物の駆除費用を増やすよりも、
こんな風に一石で何鳥にもなる環境保護の法律の整備をだね、
して欲しいと俺は切に願う訳だな・・・政治家並びに官僚の諸君!
そう、そう、新生茨城県知事にもお願いしたい施策である。