その969 宝物
新聞によりますと~特定外来生物法を決めたあの人、
外国の金融業者が東京に入り易いように税額を下げるんだとさっ。
あの人、外来種が嫌いだったんじゃないの?
てめぇに都合の良いものは認めて、意に関せずなものは排除って、
やることがアコギだよな。
ところで、在来の金融業者は守らなくて良いのか???
話は変わって、気温や水温の低下と共に、
カンムリカイツムリが霞ヶ浦にやって来た。
魚食性の強い鳥で、我が国のカイツムリでは最大級の大きさである。
茨城県では希少種に指定されている。
これは環境省の準絶滅危惧種と同じ扱いである。
なんてぇことを耳にすると、“おお、絶滅危惧種ね”となるのだが、
ここ数年の霞ヶ浦ではちょくちょく見かける鳥である。
この2~3年は30~40羽の大軍団で美浦沖に出現し、
頻繁にワカサギやシラウオを追っている。
聞いた話によると、北浦の鉾田方面で繁殖している場所があるとか?
てっきり渡り鳥かと思っていたのだが、棲み易いと留鳥になっちゃうのだ。
オオバンのように!
渡り鳥たちも棲み易い環境があると、
暑さ寒さなどを気にせず留鳥になっちまう。
これって外来種じゃないのか?
一説によると、自力で日本に来たものは外来種と言わないそうだ。
なんで?
で、それが棲みついたとしても外来種にはならないらしい。
なぜ?
全てはアホな決まりのためである。
人為的に持ち込まれたものだけを外来種として差別するのは、
ちょいと無理があるだろう。
そんな無理を通す政府も政府だが、通させる国民も国民だな。
ところで、先日の53 Pick Up!で面白い報告が届いた。
茨城県勢の132名参加に対して、他都県が141名という結果だ。
53実行委員会では毎回参加者の地域データを作っているのだが、これは面白い!
何と! こと清掃活動に対しては外来種の方が勝っているんだな。
意識が高い・・・と言うよりも、霞ヶ浦ラブな人が他都県の方が多いってことだな。
茨城県人の皆さんよ、霞ヶ浦を宝の持ち腐れにしなさんなっ。