その978 遊漁承認証
年末につき、ひとこと言わせてもらうよ!
霞ヶ浦の入漁券、いや、遊漁承認証だな。
霞ヶ浦そのものは海区扱いなので、入漁料の徴収はない。
が、流入河川に入ると内水面の漁業権が発生し、
各漁協に入漁料を支払う義務が生じる。
そのための遊漁承認証(以下釣り券)である。
W.B.S.のプロトーナメントでは、
流出入河川での釣りは全面オッケーとなっているので、
必然的にこの釣り券が必要になって来る。
俺は川で釣りをしないから…と言い切れる選手は、
入漁券を買う必要はないが、
連結している水域でそんなことを断言するのは、
ちょいと愚かだと思う。
本湖が強風でラフったり、
ボートトラブルのために河川域での釣りを
余儀なくされる場合って往々にしてあるだからね。
霞ヶ浦には大小56の河川が流出入している。
それらの河川で釣りをするときには、
内水面漁業規則で入漁券が必要になるので、
W.B.S.では選手の皆さんに釣り券の購入を義務化としている。
確かに、俺たちの釣りの対象魚であるブラックバスは、
漁業権魚種ではない・・・などと御託を並べるのであれば、
面倒臭ぇから釣り券は買わなくても良いが、
そんな些細なことでトラブルを起こしても時間の無駄である。
で、この無駄は少しもブラックバス問題の解決には行き着かない。
魚釣りが円満にできる状況を構築した方が俺は得策だと思うんだ。
霞ヶ浦や流入河川で釣りを楽しませてもらう…そう考えれば、
受益者負担という意味が理解でき、
釣り券の購入が妥当だと思えるだろう。
年間の遊漁承認証の料金は4000円だ。
霞ヶ浦の河川で10回釣りをしたと考えれば、1回が400円だよ。
さらに、この釣り券で小貝川や鬼怒川、那珂川と久慈川、大北川に花園川など、
茨城県全県の内水面での釣りも可能なのである。
そんな諸々を考えれば、年間4000円を支払うことで、
大腕を振って河川での釣りができる。
これって相当にお得じゃないか?
なぁ、みんな!
ちなみに、釣り券はW.B.S.の各イベント会場にて販売している。
また、W.B.S.の事務所にもあるのでついでの時にでも寄って頂戴。