その015 水路の整備は続く・・・
昨年の10月以来、美浦村舟子の元植生浄化施設の水路に入れ込んでいる。
この水路が順調に作動して、植生帯が復活したら、
再び清明川に魚たちが帰ってくると信じているからだ。
昨年の9月末から通水が始まった。
その直後にもかかわらず、生き物たちは水路に入り込んでいた。
恐るべしは、彼等の生命力である。
10月の末の台風の大雨で霞ヶ浦の水位が上昇して水が溢れた。
台風による水位の上昇は例外なく、水路も水没させた。
その水没に伴って生き物たちが水路に入り込んだ。
出水による生物撹乱である。水の持つダイナミズムだな。
今年の1月末から2月にかけては、水路でタナゴが捕獲できるようになった。
出水で入り込んだものか、ポンプによる移動なのかは定かではないが、
昨年には捕獲できなかった魚が、ブルーギルも含めて水路に増えているのだ。
まさに、動く水のダイナミズムである。
グレーチングの所以外は鬱蒼としていた水路の周辺だったが、
武江水路監督の号令の下、水路の周辺の草が刈られ、
水路は一日中、陽の光を浴びられるようになった。
これで太陽光による光のダイナミズムが起こる筈である。
そんな水路の周辺に生き物看板を立てた。
カワセミとヨコエビの看板である。
今後もこんな看板を順次立てて行く予定である。
看板を描きたいとご所望の貴方、俺に連絡をくれるとありがたい!