その034 阿見町のスロープ
昨日の春嵐、凄かったねぇ。
ピューピューのプゥープゥーで、ゴォーゴォーのヒューヒューだった。
恐ろしいほどの風の勢いは、夜半になっても止むことを知らず、
その晩は眠れるのか不安になった・・・なんちゅうことはなく、
ガッツリ睡眠できたよ。
さて、明日はいよいよ2018年第一回JLBAの集いだよ。
今年はバスフィッシングセミナーとミニトーナメントの併設だ。
久々のセミナーの復活に・・・心が躍る春の空。
参加される皆さ~ん、準備はオッケー?
明日、北浦の富士見池で会いましょう!
話は変わって、阿見町の湖岸のスロープ作りが急ピッチで行われている。
今年の9月~10月のプレ国体開催に照準を合わせているらしいのだが、
あと4ヶ月ほどで出来上がるのかな?
ちょいと不安ではある4月の初めだ。
湖中にシートパイルが並んだ。
この防水壁が出来上がると、中の水を抜いてスロープ作りが始まる。
で、このシートパイルの打ち込みだが、最終的には人間の手が必要になる。
一枚一枚をきちんと繋ぎ合わせて打ち込んで行くのに、
鉄板を繋ぎ合わせる最後の細かい作業は人間が行っている。
吊り下げた鉄板を前の鉄板の溝に合わせると、鉄板の重みである程度刺さる。
人間と機械の共同作業だ。
ある程度鉄板が刺さると、次に打ち込み用の振動機械が鉄板上部に繋がれる。
で、この振動機で深く深く打ち込んで行く。
鉄板の上部に設置されたものが振動機である。
こいつが動き出すと、水面にさざ波が立つほどの振動だ。
いやぁ~、すげぇなぁ。
暫く見惚れてしまうほどに鮮やかな技である。
あの重い鉄板をだね、平板を壁に打ち付けるような感じで、
次々に差し込んで行くのだからね。
シートパイルの打ち込みが終了したら水抜きだが、
それも見たいなぁ・・・これはどこぞのTV番組の
「池の水全部抜いて」とは違った意味で興味がある。
出来れば捕獲した生き物を霞ヶ浦に戻したいのだが、
工事現場は危険なので無理だろうなぁ・・・残念。
諦めることも大事な自然活動なのである。