その054 環境月間イベント
来たる6月は環境月間である。
1972年6月5日にスウェーデンのストックホルムで開催された
「国連人間環境会議」を記念して、
「環境の日」てぇのが6月5日に定められたのだそうだ。
日本でもこの日を「環境の日」として定め、
6月の1ヶ月間を「環境月間」としているんだって。
で、この期間は環境保全の重要性を再認識し、
今、私たちにできることを考えてみましょう・・・と言うのが、
環境月間の本意である。
霞ケ浦環境科学センターのイベントに関与しなかったら、
まったく知らなかったね。
環境月間・・・ねぇ。
「ぼくの大好きないきものたち みんななかよく それが幸せ」。
これが今年の環境省の啓発ポスターのキャッチコピーである。
が、在来種と外来種を差別したり、殺処分するのって・・・なんか変だよな。
ま、ま、ま、ま、この話は置いておいて、
この環境月間ってこともあって、霞ヶ浦環境科学センターにて、
環境月間イベントが6月2日(土)に開催される。
霞ヶ浦水辺ふれあい事業実行委員会による第一回目の事業もこの時に開催される。
NPO水辺基盤協会もW.B.S.も共に実行委員である。
このイベントの他に我がNPO水辺基盤協会は、
毎年恒例の「子ども釣り教室」を開催するんだよ。
最初は5月の子どもの日に行っていたのだが、
数年前から環境月間の最初の土曜日に開催するようになった。
そう、かれこれ10年近く開催しているなぁ~。
で、今年も子ども釣り教室を開催するよ。
センターの西の池で淡水小物釣りの指導である。
子どもたちは魚釣りが大好きである。
が、昨今は安全に釣りを楽しめる場所が少ないんだ。
そこで、センターの池をお借りして、子どもたちに魚釣りを体験して貰っている。
子どもたちの釣り指導はマンツーマンで行うため、
毎回10人以上のスタッフが必要になる。
釣りの指導員が最低で8名、受付に2名、子どもの整理係が1名、
仕掛け直しや準備係が1名・・・とまぁ、これだけで最低でも12名の人員になる。
もし、一人1万円の人件費を払うとしたら、これだけで12万円だ。
が、手を上げてくれるスタッフの皆さんは、
毎回交通費自腹の無償奉仕である。
すべては魚釣りを次代に残したい・・・そう願うからである。
彼等の心意気に感謝し、今年も頑張るよ!