その111 道具を使い込む
茶革の手帳・・・黒革の手帳と言うのは名作だったが、
茶革の手帳は・・・ねぇ。
茶川一郎なら知っちゃいるが、茶革は知らねぇなぁ。
なんてぇことを言われそうな茶革の手帳である。
かれこれ、20年以上は使っていると思う。
使い込んだ物はなかなか手放せないのだ。
身体の一部・・・てぇのは大袈裟だが、
愛情を持って接することが出来るのは確かだ。
俺のこの手帳もそんな一品である。
釣り具も同様で使い込めば使い込むほど、その道具の良さが理解できる。
手にした道具の良さが判らなかったり、理解できなかったりすると、
概ねその道具は手放すことになる。
良さが判るから使う、使い込む、
故に理解力はさらに深まる・・・てぇことだ。
これらのルアーも理解力が深まったから、
こんな形にしてみたのである
今から20年ほど前か? もっと前か? いや、後か?
WooDreamのノーネイムクランクをW.B.S.のオリジナルカラーにして、
メンバーの更新グッズにした。もちろん、多少は販売もしたな。
懐かしいなぁ。
この木箱ケースにはシリアルナンバーがついていて、
俺のは000番だ。
そう、ナンバーなしだな。
ルアー名が名なしだから、こんなのもありだろっ。
で、現存するものはもうない。
W.B.S.の選手が持っていたりするが、使っちゃいないだろうなぁ。
この三色、どれでもが効果的なカラーである。
痒い所に手が届く、奇特なカラーなのである。
どうぞ、真似して作ってみてくだされ。
で、使い込んでくだされ。
釣りがさらに楽しくなること請け合いである。